従来、日本水道協会規格では軟質管を主として地下埋設用に、硬質管を屋内用に使用するよう用途例を示していましたが、1996年7月の規格改正専門委員会において、疑問が出され、実験を行い、その結果
と静土圧、動土圧の計算値を比較したところ、硬質管にも十分な埋設強度があることが明らかになり、全面 的な見直しが行われました。
まずは1/2B、MタイプおよびLタイプの銅管と被覆銅管についてアムスラー試験機を用いて圧縮試験を行いました。判定は管内の流水抵抗に大きな影響を与えないとされる管の偏平率20%の圧縮強度としました。その結果
、一番強度の低いMタイプ0材でも15.2kg/cm2で、下記の表に示す埋設管に加わる圧力の計算値の約10倍あることがわかりました。
これにより管の肉厚が最も薄いMタイプの銅管でも、軟質、硬質にかかわらず十分な埋設強度があることが証明され、地下埋設用、屋内用とも使用可能になりました。
■埋設強度の実験値と計算値
埋設された裸銅管の上に10tトラックが通 った場合 |
土被り深さ
(cm) |
配管に加わる埋設圧力
(Kg/cm2) |
30 |
1.52 |
120 |
0.29 |
150 |
0.24 |
|