質問1:緑青とは何でしょうか。
緑青というと、まず古いお寺や神社の銅屋根を想い出します。
緑青とは、胴の表面に生成するさびの一種で、主成分は塩基性炭酸銅(塩基性硫酸銅や塩基性酢酸銅もある)のことです。古い神社やお寺の銅屋根には天然の緑青が生成しておりますが、どんなに強い雨が降っても緑青は溶けません。実際に緑青でおおわれた銅屋根の一片を、高音で煮沸しても、緑青はほとんど溶けません。緑青は非常に緻密な結晶状の物質で、銅の表面 に固く結ばれ、銅板の表面を保護する役割を持っているのです。
サイトマップ
|
お問い合わせ