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[更新] Wed Sep 8 11:29:11 JST 2004 |
酸化防止剤による蟻の巣状腐食に要注意!! |
出典: |
‘03.08.11 社団法人 日本銅センター 技術部 |
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冷媒配管工事では、ろう付の際、酸化を防止するために窒素ブローしながら行なうのが一般的ですが、簡略して市販の酸化防止剤を用いる場合があります。すべてではありませんが、これらの酸化防止剤の中には、アルコールを溶剤として使用しているものがあり、ろう付時にこのアルコールが酸化してアルデヒドやカンボン酸になり、銅管を腐食させることがありますのでご注意願います。この腐食は形状が蟻の巣に似ているため『蟻の巣状腐食』と呼ばれています。
これを防ぐ対策としては、アルコールを含む酸化防止剤は出来るだけ使用しないことをお薦め致します。 |

写真1. 事故管漏洩部の内面状況
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写真2. 腐食部の断面状況(×100)
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問い合わせ先: |
日本銅センター 技術部 斉藤
電話:03-3836-8820〜1
FAX :03-3836-8828 |
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